第12章

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時は学園祭当日。 今、僕の目の前に奈々がいる。 『それで、仕事なのは分かったけど、なんで、ここに来たんだよ』 『お腹が空いたから来たに決まってるじゃない』 あんた馬鹿?と言っているような顔をしている。 『それなら早く注文しろよ。 じゃあ僕は行くから』 僕が席から立ち上がり、調理室に戻ろうとした時、 『今日、15時からだから忘れないでね』 念を押すように言ってきた。 言われなくても分かってるよ。 新人マネージャーが!!
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