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まぁ俺にとっては
ラッキー以外の何物でもない。
俺は素早くかつ軽やかに
焼きプリンを手に取った…。
「ラッキー！
プリンなんて何ヵ月ぶりだ？」
「俺も買えば良かったなー」
そして今俺達は
保健室で弁当を食べている。
何故保健室かって？
絹綾が移動する度に
一ヵ所が大混雑するんだよ。
さっき屋上に行ったら
絹綾が既にいて
教室に戻ったら帰って来て…
どこへ行ってもその繰り返し。
…裏庭は駄目だ。
カップルが沢山いるから。
というわけで絹綾が絶対に
来ないであろう保健室に
来たというわけだ。
…俺の頭脳を使えば
ざっとこんなもんだ。
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