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俺はそんな先生のことを
密かに『Emperor(皇帝)』と
呼んでいる。
「さぁてプリンを…」
ベリベリと
プリンのビニールをあける。
焼きプリンの良い匂いだ。
「俺に食される憐れなプリンよ
…貴様は強かった…」
「何言ってんだ雨使…」
いただきまーす!
「…ちょっと待て?」
「何だよ冊本?」
冊本は無言で
保健室の扉を見つめている。
「……………先生来たっ…!」
「ええええええええ!」
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