漆黒の堕天使

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    メ シ ア  恐るべき救世主よ。 きっと前世でもその笑顔で 人々から慕われていただろう。 ぶつぶつ呟いていると 冊本が一瞥した。 「まーた雨使の妄想かよ… それより転校生来るらしいよ! 美少女だって噂」 「え、そうなのか」 何だかんだ言っても 俺の傍にいてくれる冊本に 感謝せねばな。 …というか転校生か。 知らなかった 俺としたことが! まぁ美少女とか興味無いけど。 べべべべべ別に興味無いけど。 と言いつつも 内心はドキドキしていた。 この巫学園に 美少年は沢山いるものの 美少女はそれほどいないのだ。
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