出会い

2/4
前へ
/10ページ
次へ
プルプル… プルプル… 自宅の電話の音だ。 殆どの連絡手段が携帯電話になった今、自宅の電話が鳴るのは珍しい事だった。 「もしもし」 『古田ですけど…』 「ふるちゃん!久し振り~!」 『みぃちゃん?ごめんね、突然…』 「そんな事ないよ?元気だった?どうしたの?」 『うん…みぃちゃん、お願い!助けて!!』 電話の主は、以前勤めていた会社の同僚だった。 私が会社を辞めてからも、たまに連絡をとっていた。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加