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カ「ねぇ、シャルノッテ。俺のために怒ってくれるのは嬉しいんだけど手加減してあげてよね?」
棺桶から出てきた俺は困った笑みを浮かべて少年とシャルノッテの間に立ち塞がる。
シャ「ですが其奴はカノン様に怪我をさせました。それが僕には許せません!」
あ~…、うん。
心配してくれてありがとう。
でもね、これからの事を考えて行動してよ。てか、いつもの冷静な君は何処にいった?
よく考えてみれば、どんだけ回復力高いんだよ。下手すると化け物呼ばれるぞ俺。
カ「シャルノッテ、相手は子供だよ?いつもの冷静さを取り戻せよ。」
いつもって言うほど
一緒にいた覚えが無いけど……。
シャ「……すみません、カノン様。
頭に血が上ってしまいました。」
よしよし、
分かればいいんだよ。
俺は掴んでいた手首を放す。
シャ「このシャルノッテ、カノン様にお手を煩わせてしまいました。なのでここで罪を償おうと思います。」
ん?君はいつの時代の人何だい?そして針を構えてどおするの?
するとシャルノッテ右手を地面に置いて、左手に針を持って刺しはじめた。
手の甲を刺す度に血が軽く飛び散り、血溜まりが広がる。それを何回も繰り返すとかなりグロイ。
シャルノッテきみ、病んでる。
病んじゃってるのね。
危ないよこの子。
手の骨見えてるよ。肉がボロボロで辺りに飛び散って骨にヒビが入ってるからね?
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