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カ「コラコラコラコラッ!!駄目だって。手が使い物にならなくなっちゃうよ?」
俺はしゃがみこんでシャルノッテの右手に手を添えた。骨が直接触れるとかどんだけだよ。
「カノン様はお優しい。」
とシャルノッテは囁いて何とか暴走は止まった。
住人登録しに来ただけなのになぁ……。
「ぁ……あ、あの……!」
………存在忘れてた。
これ以上関わると面倒だし、さっさと逃げるか。
カ「シャルノッテ、今すぐ屋敷につれてって。」
シャ「はい、カノン様!!」
何でルンルン気分で龍になるんだよ。はぁ、疲れた。今日は思いっきり寝れるだろうなぁ。
俺は龍になったシャルノッテの首辺りに股がり、そのまま眠りにつく。
シャルノッテは起こさない様に音もなく、そっと飛び上がって屋敷に向かった。
ちゃんと少年をシカトしてね。
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