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有言実行。書いたからにはやらねばならない。
私はパソコン横のジュースの最後の一口を一口すすった。
さて、どこから手をつけよう?まずは多すぎる服を整理しようか?
そう考えてソファから腰を浮かしかけたその時、突然低い音が近づいてきた。
大量の雪が三角屋根を滑り落ちる音にどこか似た地鳴り。
背筋をゾワリと嫌な予感が走る。
その音を認識した次の瞬間に、足の裏から不自然な振動を感じた。
(地震だ!)
窓枠がガタガタと鳴りだし、カーテンがゆさゆさと揺れる。
大きな横揺れだった。小さな震動は日常茶飯事だが、これ程の揺れはほとんど二年ぶりだ。
しかしその揺れは今までの経験から言えば、直ぐさま避難が必要と思えるほどではなかった。
二年前に経験していた震度4と同じくらいだろうか。ならばこの部屋は大丈夫だろう。
『地震なう!!』
そんな状況でも案外冷静なもので、私はその揺れが収まるのを待たずにコメントを書き込んでいた。
友人たちのコメント欄にも「地震」の文字が踊っている。
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