第一章 自由の取引

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提督「そこでトレバーと言う男から日記に関する情報を聞き出してもらいたい。」 ジ「いいだろう。」 提督「では取引成立、‥この囚人を出してやれ。」 兵士「はい。」 兵士はジャックを檻から出して、手錠を外した。 提督「ボートは外に用意してある、 言っとくが裏切りと言うつまらない考えはしないほうが身のためだぞ。」 ジ「頼みがある。」 提督「何だ?」 ジ「俺の知り合いも出してやってくれ、ギブス君!」 一人の小太りの男が檻から顔を出した。 ギ「はい船長。」 ジ「ボートは二人のほうが漕ぎやすい、お分かり?」 提督「認めよう、そう男も出せ。」 兵士「はい。」 提督「番人、この男たちをボートまで案内しろ。」 番人「はい。」 ジ「で、情報を聞き出したらどこに行けばいい?」 提督「カリブ海北東のオアシスの島だ、そこへ行け、期限は1ヶ月だ。」 ジ「わかった。」 番人「早く来い。」 ジャックたちはボートに向かった。 兵士「あいつらは取引通りに動くでしょうか?」 提督「どちらにしても奴らの動きは読めている、心配はない。」 兵士「さすがです、閣下。」
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