第一章 自由の取引

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番人「とっと行け!海賊ども。」 ジャックたちはいきよいよくボートを漕いで、島を後にした。 ギ「ジャック、本当にあいつらの言う通りに動くのか?」 ジ「まずはそのフランス海軍が狙っている日記にどんな秘密があるのか調べるのが先だろ?」 ギ「本当にコンパスは隠したのか?」 ジ「隠したと言うより、盗られた。」 ギ「誰に?」 ジ「そいつは行ってみたらわかる。」 ギ「これからどうする?ジャック。」 ジ「とりあえずトルトゥーガに向かおう、バルボッサの行方がわかるかもしれないしな。」 ギ「ああ、あいつら、あれ以来行方不明になったしな。」 ジ「ギブス君、喋ってないで、漕げ。」 ギ「はい、船長。」 二人を乗せたボートは霧の闇に消えた。
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