ｽﾃｨｰﾙ･ﾎﾞｰﾙ･ﾗﾝ最終巻からみるｼﾞｮｼﾞｮ論

最終巻 星条旗よ永遠なれ

　詰まるところ､ｼﾞｮｼﾞｮの奇妙な冒険は､ｼﾞｮｰｽﾀｰ家とﾃﾞｨｵの戦いの歴史に他なりません。

　ｱﾝﾊﾟﾝﾏﾝとﾊﾞｲｷﾝﾏﾝのように｢常にｱﾝﾊﾟﾝﾏﾝが勝利する!｣というような戦いではないからこそｼﾞｮｼﾞｮVSﾃﾞｨｵは白熱するのではないか､と思わずにはいられません。

　やはりﾃﾞｨｵあってのｼﾞｮｼﾞｮの奇妙な冒険でしょう。
　一片の良心も見られない完璧な悪の化身にもかかわらず､これほどの人気を誇るのは､やはりそのｶﾘｽﾏ性でしょうか。
　第3部では悪虐非道の暴君っぷりを余すことなく発揮していましたし。
　車で歩道を走らせるなんて少年ｼﾞｬﾝﾌﾟでやってよかったんですかね(笑)

　ちなみに第5部でﾃﾞｨｵの息子のｼﾞｮﾙﾉがﾃﾞｨｱﾎﾞﾛに圧勝していた点については流石両方の血統!!というところでしょう。