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「多分、三万…近い?」
三万…。
「この金色は本物なんだね…。ビーズは?」
「ダイヤ?…ガラス?」
「とりあえず高いんだね。」
付けているのが勿体無い気がする。
マジマジとブレスレットを見ていたら、琉生が立ち上がった。桜と和服がとても似合う。
「どこ行くの?」
「生徒会、室。棗、まだ、いる?」
「うーん、俺もそろそろ鬼ごっこの続き行こうかな。」
「ん、またね。」
「バイバイ。」
庭から出て琉生と別れる。
校舎を出て外を歩く。
林のような所へ向かう。
林に向かうには旧校舎の裏を通らなければいけない。
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