プロローグ

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?「なっちゃん!朝よ~起きて!!」 もう朝? …眠。 ?「なっちゃん!」 「は~い、今行く!」 アレ母さん。 怒られるからもう下りるね。 俺? 俺は蓬莱 棗。 後で説明する! ~リビング~ 母「なっちゃんおはよ☆」 36にもなって星を飛ばすなよ…。 母「なっちゃん、あのね? 桜花繚乱学園に入学してほしいの。」 棗「…はい?」 母「だ・か・ら、桜花繚乱学園に入学してほしいの!」 棗「…学校決まってるのに?」 今は3月の最終日。 入試もとっくに終わった。 母「それくらい何とかなるわよ!桜花繚乱学園は男子校で、全寮制だからね?」 『ピクッ』 全寮制の男子校だって!? 行く行く!絶対行く! …どっちにしろ拒否権は無いし。 だって母さんの顔…拒否したらコ・ロ・ス(ハアト)って顔してるもん! 母さんは元総長だったし。因みに父さんも…。 怖っ! 話し変わるけど、高校は全寮制の男子校捜してたんだよね! 母さん達に反対されたけど。 寂しいからって。 そういう父さん外国に居るんだけど! 母「トリップしてるとこ悪いけど、お母さんね、父さんの所に行くから。 良いカップリングがあったら教えてね(ウインク)。」 もう気付いたと思うけど、母さんも俺も腐ってる。 母「なっちゃんはこれ着けてね?」 そこにあったのは、 モッサリした真っ黒な物体、 コンタクト、 黒縁眼鏡、 だった。 モッサリした物は鬘。 母「腐男子総受けになってね。お母さん期待してるから!」 棗「期待すんなよ!俺は傍観者!王道には絶対ならないから!」 母「あら残念☆ 今から入試よ!行ってらっしゃい!」 は!?
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