プロローグ

6/7
前へ
/329ページ
次へ
~朝~ んん~。 1時まで起きてたら眠いな…。今、朝5時半だし。 父さんに電話するのは良いけど、時差がね。 父さんが居るとこは今12時半くらい。さっさと電話しよ。 えっ? 12時くらいに電話かけたら向こうは7時だし、それくらいにかけろって? まぁその通りだけどね。忙しいかもしんないじゃん。 一応考えてるしvV 電話するんだった。 『プルルル』 父『もしもし。』 「俺。」 父『オレオレ詐欺ですか?』 「馬鹿にすんのもいい加減にしろよ糞親父! 『糞親父っt』蓬莱グループって何だよ! 三大企業とか!」 父さんが怖いから遮ってやったZe!(b^ー°) 『チッ。』 舌打ちしたよvV すみません、ふざけました。 『蓬莱グループは三大企業で、まぁいわゆる、金持ちサ!』 簡単すぎだ!ちゃんと説明しろよ! 『面倒くさいな…。 まぁ権力が有るんだよ。 そういえば、桜花繚乱学園に全教科満点で入学だって!? 流石俺の息子だ! イジメられたら言えよ、その家潰すから。』 この人サラッと怖いこと言いましたよ! よっぽどの事じゃない限り秘密にしとこ。 苗字、学園では秘密にしようかな? てか、口に出してないのに何で分かった。 よし、母さんの旧姓、天爛(テンラン)を名乗ろう。 「父さん、何で黙ってた?」 『…何となく? 嘘々、無闇に権力を使う子になってほしくなかったから。』 久々にまともな事を。 『じゃあ学園でも頑張ってね☆父さんもう寝るから、バイバイ!』 『ブチッ』 ……きりやがった。しかも寝るという理由で。 まぁいっか。母さんに蓬莱の名は伏せて、天爛を使う事を言わなきゃ。 棗は知らない。天爛も結構有名な事を。 ただまぁ、学園の中じゃ普通だけど。  
/329ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1869人が本棚に入れています
本棚に追加