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「あっあっ……ひっぁ」
「歳三よ……、ここを自分で解せるか?」
「はっ……ぁ、ぁあ」
風間が何を要求しているのか土方には分かった。
それは恥ずかしい行為であったが、羞恥よりも快楽を求める気持ちが勝っていた。
土方は弱々しく頷き返すと、桜木に寄りかかった風間に跨がる。そして、自らの指を口内に導き丹念に舐めた。それだけで風間の雄が脈打つ。
口内から銀糸を引かせながら指を抜くと、それを己がヒクつく秘部に宛がいツプリと挿入していった。
「あっ……んっ、ぅ」
熱い息を吐きながら指の出し入れを繰り返し、段々と慣れていくと指の本数を二本、三本と増やしていった。
たまに敏感な箇所を掠めてしまうのか、ビクビクと身体を跳ねさせて先走りを溢れさせている。
「ち、かげ……ふっぁ……ちか……げ、……もう、もう……頼む」
「貴様が十分だと判断しならば来い、歳三」
「んっ……はぁ、はぁ」
熱に浮かされたように瞳を潤ませ、熱い吐息を溢しながら猛った風間自身を取り出すと、跨がったまま彼自身を秘部に宛がい、ゆっくりと中に埋めていった。
敏感過ぎる土方は、風間自身が少しずつ埋め込まれていく度に艶やかな喘ぎを上げてしまう。
そんな彼を前に、ゆっくり過ぎる挿入は風間を焦らした。
「はぁ……んっ」
「歳三よ、少し俺を焦らし過ぎたな」
「えっ……!?ぁっひ、ぃぁああ!!」
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