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風間に腰を掴まれたと思った瞬間、強い衝撃が土方を襲った。一気に風間自身を挿入されたのだ。
その衝撃に、土方は我慢し切れず白濁を放ってしまった。
互いの腹を濡らすそれに、風間は口角を上げる。
「挿れただけで達したか……。貴様は淫らで美しいな」
「かっ……あ、あ」
「すまぬが、俺がまだだ。もう少しだけ付き合ってもらうぞ」
「んぅ……ぁっあ、ん」
腰を掴まれたまま上下に揺さぶられる度、ずちゅずちゅと淫らな水音が響く。
中の熱さに溶けてしまいそうだと風間は思った。いや、むしろ二人で溶け合えたならば……。そう思ってしまう程に、土方が愛しかった。
「はぁ……あっ、熱い……中ぁ……ぅ、ぁっあ……溶けち、……まうよ」
「そう、だな。……っいっそ、一つになってしまいたい」
菫のように綺麗な瞳と、焔のように熱い瞳が重なる。
途端に脈打つ風間自身に、土方の身体が震えた。
「ぁっあ、あ――――!?」
「くっ……ぅ」
土方は中に流れ込む熱を感じながら、二度目の白濁を放った。
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