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その後30分程散歩をした。
その間様々な人にあった。
なぜ近所では自分より犬の方が有名なんだろうな。
こんなに歩いたのは久しぶりだったせいか足の裏がとても痛い。
だが その痛みは決して苦痛では無かった。
普通,人とは痛みを伴う行為はしたくない。と思うのが当たり前だ。
でも何故だろうか…また散歩に行きたいと思ってしまうのだ。
彼女とあったから?
違う。
久しぶりだった外が恋しい?
それも違う。
ただ単純に楽しかったのだ。
犬を通して様々な人と触れ合い,会話し,心を満たしていく。
失敗より生まれた心の穴が
たった一回の散歩が埋めてくれたのだ。
暗かった俺の世界にチョコは光を与えてくれたのだ。
だから俺はもう一度
「努力」をしたのだ。
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