プロローグ

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さびれた町の片隅に、小さなバーがあった。 言葉は悪いが、古い町並みにとてもよく似合う、今にも傾いてしまいそうな風体だ。 しかし町にバーはそこしかなく、いつも多くの客で賑わっている。 その日も仕事を終えた炭鉱夫や商人たちが、酒を酌み交わしていた。
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