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「こんにちは。」
闇のなかに白い羽を作り上げ、地面に片足が着くか着かないくらいで立っている。
「ヒィッッ!!」
しょうがないじゃないか。
堕天使だから。もう遅いんだ。
血に狂ってしまったんだからさ。
「もうちょっと楽しめたかな??」
相手はまったく知らない人間。ターゲットでは無いことは確かだ。
「さようなら。」
ザシュッと音を立てて、白い羽が銀色に鋭いものに代わる。
その瞬間。
シュッッッ。
紺色だった、ジャンパーは、赤黒くなる。
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