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クラウドは、頭がこんがらがっていたが美紗を信じるしかなかった。
「ところで、あの石碑には何が書かれているんだ?」
美紗は、涙ぐみながらも
「…あれはね、古代に書かれた予言や歴史について書かれているの。詳しいことは、クラウドの記憶が戻ってから教えてあげる。とりあえず…、家来る?」
戸惑いながらも美紗について行くことにした。美紗について行く途中では、森があり木が生い茂っており、とてもこの世界が終わるとは思えなかった。
美紗の住んでいる村は、意外と小さかったが、どこか暖かい雰囲気がした。
「ここが、私が住んでいる家だよ。一人暮らしだから遠慮しないで中に入って…。」
「おじゃまします。」
クラウドは、照れながら家の中に入っいった。
「狭いところだけど、ゆっくりしてて」
クラウドは、台所に向かう美紗の後ろ姿を眺めていると突然意識を失った。
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