プロローグ

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《画面はAG同士の戦闘、片方がとどめを刺した》 《倉庫の画面に切り替わる、シミュレーターの様な物の前に二人の子供がいる》 ジーニアス「ふう……やっと勝てたな」 カストゥルバ「おっそいじゃない、私なんて一ヶ月前から倒せてるわよ?」 ジーニアス「クルムは俺よりも早くやってたじゃないか…」 カストゥルバ「ま、まあジーニアスも凄いとは思うわよ?私が3ヶ月かかったのを、あんたは1ヶ月で出来たんだから…あれ?」 《シミュレーターの画面が真っ暗になる》 ジーニアス「どうしたんだろ…故障か?」 カストゥルバ「ジーニアスは私なんかよりずっと機械が得意なんだから、あんたが直してよね」 ジーニアス「わかってる…うん、これは故障じゃなくて電気が来てないな」 カストゥルバ「直るの?」 ジーニアス「シミュレーターじゃなくて、電源の問題みたいだからすぐ直せると思う。電源装置があるのは…たしか倉庫の奥の部屋だったな。行ってみよう」 カストゥルバ「私も行く」 ジーニアス「手伝ってくれるのか?」 カストゥルバ「仕方無いわねぇ、どうしてもって言うならいいわよ?」 ジーニアス「じゃあ、よろしく頼むよ」
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