プロローグ

4/4
前へ
/13ページ
次へ
《画面が明るくなる(同じ部屋)》 ジーニアス「………機械の方は直った」 カストゥルバ「流石ジーニアスね。それじゃさっきの続きを…」 ジーニアス「いや、これではまだ駄目だ。肝心のオリハルコンと電気石が足りない」 カストゥルバ「オリハルコンって……たしか、授業で習った滅多に手に入らないっていう鉱石だよね?」 ジーニアス「ああ、電気石は町に行けば簡単に手にはいるけど…」 「オリハルコンは無理だな」 「存在が貴重過ぎて、発掘されたらほとんどが軍が回収してしまう」 カストゥルバ「それじゃ動かないじゃない。どうするの?」 ジーニアス「今のままではどうしようもない……とりあえず、この部屋に使えるものはないか探してみよう。」 《主人公とヒロイン、部屋を歩き回る》 カストゥルバ「ん……これは………?」 「ジーニアス、ちょっとこっち来て」 ジーニアス「なんだい?」 カストゥルバ「これなんだけど……」 ジーニアス「これは・・・父さんの日記?」 カストゥルバ「この中に、気になるページがあって、」 ジーニアス「ミルカミル鉱山…?」 「聞いたことないな」 カストゥルバ「ジーニアスも?ジーニアスなら知ってるかと思ったんだけど」 ジーニアス「いや、しらないな。一応町の図書館の本は全部読んだけど、ミルカミル鉱山何て名前は一度も見たことがない」 カストゥルバ「場所は…結構村の近くね。ここに洞窟なんてあったかしら?」 「………ねえ、ジーニアス、この鉱山に行ってみない?」 カストゥルバ「そうだな、いってみる価値はある。オリハルコンが採掘出来るかもしれないからな」 カメタロス「よし、そうと決まれば早く行きましょ♪」 ジーニアス「ちょっと待って、もう少しこれをちゃんと読んでから………」 「!」 カストゥルバ「どうしたの?」 ジーニアス「こ、これは…!」 「見たこともない方式のコアの設計図だ!父さん、いつの間にこんなものを…」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加