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ニューヨーク高層ビルの一室で、1人の男が窓越しに景色を見ていた。その男の名前はアルバート・ロドリコ!!アメリカ最大の企業ユニオンカンパニーCEOであり、各方面にて絶大な権力を誇っている。しかし、裏の顔は、世界最大のマフィア組織、ロドリコファミリーの四代目ドン・ロドリコである。彼は全ての権力を手にしていた。富、名声を欲しいままにしていた。もはやアメリカは彼の帝国と言っても過言ではない。 窓越しに景色を見ているとドアからノック音がした。
『なにか?』
アルバートはそういいドアをノックするものに声をかけた。
『失礼します!!ドン・ロドリコ!お客様がおみえです』
『誰が来ている?』
『ドン・アルケーシ様がおみえです!』
『そうか!応接室に通せ。』
そういうと彼は応接室に向かった。応接室にはドン・アルケーシが待っていた!彼は古くからロドリコファミリーに使えているファミリーの一つである。ニューヨーク北部を拠点にしている。彼は恐る恐るアルバートに声をかけた。
『ドン・ロドリコ!!お久しぶりです。ああ…それともアルバートCEOとお呼びした方が宜しいですか?』
アルバートは軽く笑いながらドン・アルケーシに言った。
『ははは!ドン・ロドリコで構わんよ!確かに表の顔は会社の代表だがな!いまは君と会話してる?なら今はマフィアなのだから、ドン・ロドリコで構わんよ!気遣いありがとう!!ドン・アルケーシ』
そう聞くと彼は恐る恐るアルバート言った。
『いいえ!ありがとうございます。あなたの一声で私のファミリーは存続できました…助かりました!』
アルバートはそう聞くと、ドン・アルケーシに冗談を言った。
『私のファミリー?少し違うのではないのかな?』彼はそうきくと慌てて言った。
『はい!失礼しました。あなたのファミリーです。』
そうきいたあとアルバートは言った。
『冗談だよ!君のファミリーは父の代から仕えてくれている!!助けるのは当然だよ!』
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