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旭side
「美雪ちゃん、一緒に帰ろう」
「あー、ちょっと待ってて、トイレ行ってくるわ」
「うん!!」
トイレに行った美雪ちゃんを待っている間、私は窓の外を見ていた。
「キレイな学校だなー、中庭も広いし」
思わず1人で呟いていた。
心地よい風が頬を撫でる。
穏やかな空気にひたっていると、廊下で足音がした。
「あ、美雪ちゃん帰ってきたのかな」
旭は鞄を持って廊下に飛び出した。
「さあ!!帰ろうか美雪ちゃん」
しかし、そこに居たのは青髪の少年だった。
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