九条遼一

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「きゃああ!!」 旭は思わず後ろに倒れ込んだ。 「うっ....っ...」 飛んできた男はうめき声をあげている。 「な...何、どうなって...」 その時、路地裏からもう1人男が現れた。 「おいおい、もう終わりか?」 現れた男は、そう言いながら、倒れている男の胸ぐらを掴んだ。 そして、思いっきり顔面を殴った。 「ぐっ.....!!」 「きゃっ!!」 その時、その男は私に気付いて掴んでいた男を離した。 「おい、そこの女。こんなとこで何してんだ?」 男が私に歩み寄ってきた。
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