九条遼一

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遼一side 「う、うそ...ありえない..」 驚いた顔をしている安藤。 俺の足元には6人の男が倒れている。 「手ごたえねぇなぁ...」 そう言って安藤に目を向ける。 すると安藤は、怯えながら倉庫を出ていった。 「チッ.....」 遼一は跳び箱に座り、タバコを取り出した。 タバコに火を付けると、深く息を吸い、煙を吐いた。 その時 ビー!!ビービー!! 突然、警報音が鳴り出した。 音のする方を見ると、火災報知機が作動している。 「あ....やっべ」 タバコを消すと、遼一は倉庫をあとにした。
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