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私、瀬戸旭。
今日から待ちに待っていた高校生。
なのに、寝坊して朝から猛ダッシュ。
「だってだって、今日が楽しみで、なかなか寝られなかったんだもん」
「アンタの事情なんて聞いてないわよ!!」
「本当にごめんってばー!!」
「ごめんで済むか!!」
この少し口の悪い女の子は、私の親友 白鳥美雪。
幼稚園の頃から仲良しで、同じ高校に受かった時は、抱き合って泣いた仲です。
「泣いたのはアンタだけよ」
「な...ツッコミ禁止!!禁止!!」
美雪ちゃんは長い黒髪が特徴の色白美人。
見た目に似合わず、空手では黒帯の持ち主。
成績もいいし、文句なしの自慢の親友です。
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