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旭side
「やったねー美雪ちゃん、同じクラスだねー、よかったねー」
「少しは静かにしなさいよ」
「あった!!1年A組、早く行こうよ!!」
そう言って美雪の腕をグイグイ引っ張る旭。
「はぁ...まったく。なんであんなに元気なんだか」
旭は呆れている美雪に気付かずに教室に入った。
教室に入ると、クラス中の視線が2人に注がれた。
「おはよう、おふたりさん!!もう、みんな来てるぞ?」
先生とおぼしき中年の男性に肩を叩かれた。
「おはようございます!!」
「おざーす...」
「おし、いい挨拶だな。白鳥は3列目の前から4番目な。瀬戸はその後ろだ。さぁ、席につけ」
「はーい」
2人が席に着くと、少し早めのホームルームが始まった。
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