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「それでっ雪咲さん!続きは?」 お昼になって食堂に来るなり小森ちゃんの目がキラキラし出した…… 「ぁ、うん…別に対した話じゃないんだけど」 とりあえず昨日あったことをおおまかに話す。 「傘あるってことはまだその男性とは会えてないんですね...」 なんだか小森ちゃんががっかりしてしまった。 「まぁね。でも小森ちゃんなんで男の人って知ってるの?」 もしかして口に出してた?それとも顔に出てたとか? 「なんで、って…どう見ても傘男物だったし」 ...納得。 「そうだよね……でもなんで小森ちゃんそんながっかりしてるの?」 「だって!!」 ずいっと前のめりになる小森ちゃん。 「雪咲さんから男の人の話聞くのすご――く久しぶりなんですよ!!雪咲さん綺麗で優しいのに男の人にあんまり興味ないみたいで...もったいないです!」 もったいないって... 「それで?その人はどんな感じなんですか?!」 小森ちゃんのキラキラモードはまだ続くらしい... 「黒髪で目がぱっちりしてるメガネ男子だったよ。年は小森ちゃんぐらいかなぁ」 小森ちゃんは私の3つ下で23歳。肌がぴちぴちしている。
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