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「静真!椿くん!
さっきね、すっごい可愛い子がいたの!
お兄さんっぽい人と話してるの聞いちゃったんだけど、同じクラスみたいなんだ!
見たことない子だったんだけど、外部受験の子かな?
……仲良くなれたらいいな」
「里緒菜さんなら大丈夫ですよ。
なぁ、静真?」
「んー?人見知りの里緒菜がそこまで言うのは珍しいなぁ。
なんて名前の子?」
「えっとねぇ……確か……。
……やしろちゃん!」
『一つの詩が終わり』
『また春はやってきます』
『静真』
『椿』
『里緒菜』
『弥白』
『新しい詩が聴こえてくるのは』
『……まだ少し、先のお話のようです』
end.
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