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入学早々色々あって疲れた私は少し早めにお風呂に入って寝ようと思い、部屋へと戻る。とりあえず下着とパジャマを用意しようと思い、タンスを開ける。
「んー……眠い。さっさとお風呂済ませて寝よう。あれ、」
開けたタンスの中には派手な色の下着。広げて見れば極めて布地が少なかったり、ひらひらレースに透けた物だったりと、どうみても危ない代物しか入って居ない。
「アレ?部屋間違えたかな……?」
振り返って辺りを見回す。装飾やぬいぐるみなどどうみても私の部屋に他ならない。じゃあなんで下着が変わってるんだ?頭に?マークが沢山浮かんでいる時に恵くんがシャワー室から出てくる。私に気付くとひらひら手を振り、私に話し掛ける。
「やぁハニー♪待ってたよ。あっ、それ気に入ってくれた?んもー!ハニーってばボーダーとか苺柄とか趣味が子供っぽいんだからー。……涼ちゃんなら喜びそうな気もするけど僕はやっぱり」
「ちょ、ちょっとなんで私の部屋のシャワー室から恵くんが……?!いやそれ以前に私の下着どうしたんですか!」
子供っぽいって……年相応だと思うけどってか、それ以前に柄まで言う必要無いし、勝手に下着交換する必要なんて更に無い筈なんですけど……?私が恵くんに詰め寄ると恵くんはふぅっと溜め息を着く。
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