僕の日常…って見ても面白くないけどさ。

3/16
前へ
/42ページ
次へ
「………って訳」 「うわ、大変そ~!」 「ユキ、出来るだけ力、なる」 「うん、ありがとう」 僕はあの後フラフラになりながらも(ホテル並の)寮に戻り 玄関口に居た(多分)友達(二人)と共に僕の部屋(学年主席の為、一人部屋)に呼び、今までの経緯を事細かに話した。 「でも、ユキちゃん自身が親衛隊に入ってたの知らなかったなんてね~」 この語尾をやたら伸ばすのは轟一輝(カズ)。 中学生からの持ち上がり組。 僕より少し高い身長。 僕と同じ女顔だけど、性格は男らしい。 因みにゴリマッチョ(男)にモテモテだ(可哀相すぎる)。 「ユキ、天然」 あまり喋らないコイツは皆木翔(ミナ)。 小、中学生からの持ち上がり組。 高い所が好きで性格が犬みたいなヤツ。 屋上に居なかったら木の上を探せば見付かる。面白いヤツだ。 コイツも顔が良い為、少数だが(男子に)モテている。 ってか 「天然じゃない。興味がなかっただけだ。 多分。 う~面倒臭い」 僕がそう呟けば横から二人に抱きつかれる。 「何?」 苦しいからどけて欲しい僕は二人を軽く睨む。 「ユキちゃんかわいー!」 「……かわい」 ………。 とりあえず 「頭、眼は大丈夫か、二人共」  
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

488人が本棚に入れています
本棚に追加