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もう一口飲んだ頃に、先輩はこっちに視線を向けた。
｢実はね、私はこうやって君と雑談しに来たんじゃないんだ｣
｢はい。分かってます｣
悪い予感がひしひしとしますからね。
気を紛らわす為に紅茶を飲む。
｢うん、で、此処からが本題何だけど、白神くんって会長様の事好きじゃ無いよね？｣
｢ぶはっ！｣
｢白神くん!?
大丈夫かい？｣
｢ゲホゲホ…だい、じ、ゲホ、じょう、ぶです………ゲホゲホ｣
いきなり確信を突いて来られたら誰だってむせるよ。
でも、チャンスだ。
これで親衛隊隊長なんて下らない隊辞めれる！
心の中でガッツポーズをして先輩に向き合った。
｢先輩、僕もその事でお話があります！｣
『実は………』
と、言った時に先輩はとんでも無いことを言った。
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