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こ、これは……最長老に力を開放させてもらったハゲやサイヤのガキの気分だ……いや、知らんけど。
「いっててて、馬鹿かお前」
充血した瞳で俺を睨み付けるこいつは、肩をコキコキさせてる。あれ、俺がやったの?
「ククク……貴様には私の力を身に染みさせ震え上がらせねばならんようだ……!」
「誰だお前!?」
「第三眼……冗談はここまでだ。これでお前は現実に戻ってもその力を維持出来る。しかぁし、間違っても力を人前で見せるんじゃないぞ? 消されてしまう」
「何にだよ?」
なんとも奇想天外な夢だ。いやぁそれにしても体が軽い。気分がいいな。
「敵に勘づかれるだろ?」
「だから敵って!?」
「駄目だコイツ。赤ちゃーん、ちょっと蝋燭と鞭と三角木馬持ってきて」
「まてまて、その発想はどこから出てきた? 俺は男にSMプレイされても感じないぞ?」
「きもちわる」
……なんだコイツ。いやマジで。
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