これがスーパー赤ちゃん

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アアアアアアアアア……ーアーアレ? ふと自分の身体を見ると、おかしいことに気が付いた。 「具現化モード、略して“G”」 いきなり流暢な日本語を使い始めたてぃんてぃん。スンマソン笑笑笑笑状況に付いて行けないッスンマソン笑笑笑。 「ちょっとゴキブリみたいな響きなんで止めて貰えますかねその略称」 とにかくデッカイ、俺の逸物(いちもつ)がデカイのではなく、身体がでかいのだ。それは正しく二十歳の俺。全くもってやれやれだぜ。赤ちゃんベッドがギシギシ言ってるもん。やれやれ。 ケツから発される汚ならしい声が俺の耳に届く。 「ゴキブリじゃない、ギガンティックだ」 「具現化のGだろうが!」 「Gモードは貴様の精力を消費して初めて発動する大人の時間だ。俺がお前のケツに侵入すればいつでも使えるが、使い過ぎると勃たなくなるから使いどころを考えるんだな」 「今すぐ離れろ殺すぞ――アッ!?」 ズボッ! 勢いよく飛び出したディルド型剣が赤ちゃんベッドにべちゃりと落ちた瞬間、俺の肉体は赤ちゃんに戻る。 「あら! 大丈夫かしら!?」 勢いよく駆け付けてきた母親が来た時には、その剣は俺の腸液ごと消えていた為、何も言及できなかった。 「バブバブ(おっぱい)」 「あら、大丈夫なのね」 「バブバブ(おっぱい)」 ケツがヒリヒリするのを我慢して母親の心配をなくし、俺は横たわる。絶対呼ばないぞあんな剣、二度と呼ばない絶対呼んでやるか畜生くたばりやがれ。
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