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そう思うと嬉しくて仕方なかった
階段を一番上まで上ると
そこは行き止まりだった
ただ、上に煙突のように空洞がある
ギリギリ腕が届くくらいの高さに部屋がある
どうやら人は入れないようだ
空洞の上の部屋には両親がいる
それは空洞の上にある鏡に2匹の虎が映っていたことで確認できた
「よかったな、両親だぞ」
『ニャー』
子猫が笑ったような気がして俺も笑った
涙まで出るくらい嬉しい
こんなに短時間でここまで好きになれたやつはこの子猫が初めてだな
俺が再び上を見ると
1匹の虎が下を見ていた
「お迎えありがとな」
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