雪先輩

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季節は冬直前。 だんだん肌寒くなってきた頃の話だった。 雪「最近はちゃんと学校行ってるもんかと思っちゃってたよ。」 鈴「週に2日くらいは♪」 雪「まぁ行きたくないならいいんだけどね!」 鈴は高校3年になってクラス替えをしてから、クラスでいじめを受けていた。 元々いじめなんかに負けるような性分ではない鈴。 でもクラスに好きな友達がいなかったのもあって、行くのもダルいし、進学校なのに鈴は進学しないってのもあって、完全にやる気をなくして不登校になっていた。 そんな中、なんでも話を聞いてくれて頼りになる雪先輩が鈴は大好きだった。 _
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