7.愛してるのサイン

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ゆっくり近付いてくっついた唇。 くっついては離れての繰り返し…この感覚、ずっと欲しかったよ。 「こんな痩せて…。」 「…食欲無かったの、」 ゆっくり服を脱がされたときに龍太郎は言った。 「……ごめん、」 「りゅう?いいんだよ、龍太郎は間違ってない」 切ない顔をした龍太郎の頬に下から手を伸ばして添えた。 「侑李のこと、守れなかった…っ/」 「…そんなことない/!」 龍太郎が流した涙が僕の頬を濡らした。 「僕は、龍太郎に助けてもらってばっかだよ?龍太郎が思ってる以上に、龍太郎には感謝してる…っ/」 何時だって、龍太郎に頼ってばっかだった。 僕のわがままを聞いてくれたり…色んなところに連れてってもらったり、 退屈するからって、僕の好きなアーティストのCD買ってくれたり…/ 「龍太郎に会ったとき、伝えたかったの…っ」 「………?」 次会ったら、伝えようって決めてたこと。 それは………………。 「いつもありがとう、大好きっ//」 龍太郎、ありがとう。
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