1.不思議な夜。

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「さっきの人、僕の体見た瞬間何処か行った。」 「……あ、大丈夫なの?」 「へーき。こういうの、慣れてるから。」 そう言って笑った侑李くん。 少し、悲しそうにも見えた…。 てか、 「そんな事に慣れちゃだめだろ!」 「え…?」 あ、シマッタ。 成り行きで抱きしめてしまった。 「ご、ごめん」 「うん…………。」 「慣れちゃだめだよ!だから…慣れちゃだめ、つまりその慣れちゃだめで…だから慣れちゃだめ!」 キョドってる自分キタコレ。 「なんかありがとう(笑)」
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