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「ああもう、寝るのはえーって。」
涼介を軽く叩いて、グラスに入った残りの酒をグーッと飲んだ。
「オッチャン、今日涼介の奢りだから起きたら請求していいから。」
「若いのはいいねぇ~。またいつでも来な。」
「おう、」
龍太郎が振られた会=俺を励ます。
だよな?
だから、励ます=奢り。
だよな?うん。
俺は上着を羽織り家に向かった。
――――――――……
てきとーにとぼとぼ家までの道を歩いていたら
「やめてっ!離してよ!」
何処からか聞こえてきた声に足を止めた。
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