3.君と僕と静寂

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すべてを投げ出したあの日。 龍太郎と追いかけた二人だけの夜。 「りゅう…ごめんね」 「気にするな」 あの日、引き返せば 龍太郎を追い返せば あんなことにはならなかった。 龍太郎、君と居たかったのに ずっとずっと一緒が良かったのに あの日我慢すれば、もしかしたら別の形でも二人で居れたのかもしれないのに。 僕は、本当に…バカだ。
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