3.君と僕と静寂

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「龍太郎、ここ…!」 龍太郎が止まったのは僕の家の門。 「侑李、戻りな?」 「何いってんの…?僕は…っ」 「いいから!!」 「………………っ」 龍太郎は僕の背中を押すと来た道を戻っていった。 「待ってよ…っ!どうしてなの?!」 どうしてこんなこと…っ。 「龍太郎は…もう僕が嫌いになった?!」 周りの目なんか関係ない。 龍太郎…ちゃんと話がしたいよ。
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