4.溢れる涙と気持ち。

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家につけば俺はベッドに潜った。 『龍太郎の匂いがする…。』 そんなようなこと、侑李言ってたっけ………。 何でだろ、 侑李が居なくなったベッドは自棄にひろく感じる。 それに侑李が言った1つ1つの言葉を覚えてるんだ。 「……………っ、」 溢れる涙と気持ちを抑え切れなくて、 今夜は誰も居ないから…いや、もうずっと誰も居ないから 涙を我慢することなんてなくなる、 「ゆ、うりぃ…っ」 忘れるなんて無理だから。
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