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「…ただいま」
「侑李様…!」
「……雄也、」
僕と龍太郎を離れ離れにしたのも雄也だってしってる。
だけど雄也は小さいころからずっと一緒だったから、裏切るようなことはしちゃいけないんだよね。
「今日は疲れたから寝る。適当にお父さんたちに言っといて」
「かしこまりました…。」
そういうと素早く部屋に行った。
「広すぎ…。」
龍太郎の家に居たからかな?自分の部屋がこんなにも広く感じるの。
「また龍太郎のこと…。」
やっぱり僕は、龍太郎が居なきゃだめなんだ…/
なんて考えたらまた、目頭が熱くなってベッドに潜った。
ベッドだって、こんなに広いの。龍太郎と肩がぶつかって布団だって取り合いしてさ。
なのに…
「あ…。ぬいぐるみ」
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