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「でも本当に龍太郎くんは良い人だね。侑李の心配するなんて」
「大切なやつなんだ…。」
「いつか伝わるといいね。僕協力するからさ!」
裕翔…それから涼介。
いつもありがとう。2人にはまじで感謝してっから。
俺は裕翔と別れて家に戻った。
――――――――――・・
「はぁ………。」
なんか抜け殻になったみたいだ。
部屋は散らかって居てカーテンは閉まりっぱ。
何事にもやる気が起きないしモノクロの世界に生きてるみたい。
侑李が居ないだけでこんなに違うんだ。
改めて侑李の存在の大きさに気付かされた。
そんなことを考えてたら涼介からの着信が来た。
「…もしもし、」
『龍太郎?今からお前ん家行くから』
「わかった、」
それだけ言うと電話は切れた。
俺はそのままベッドの上でボーっと涼介を待った。
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