7.愛してるのサイン

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「龍太郎くん、侑李とはどういう関係なんだね?」 「侑李とは、愛し合っています。」 どっと汗が背中を伝うのがわかった。 龍太郎は動揺1つ見せない、でも僕の手をぎゅっと握ってる。 「君…自分が何を言ってるかわかっているのか?!」 「お父さん…!」 「認められない恋愛をしてるのはわかっています。…でも、それでも侑李を愛してます。侑李がこんな姿になってしまったのも、全ては僕の責任です。それは、最後まで…この先ずっと侑李を愛するという証です。」 「皆に認められなくたっていい…お父さんとお母さんだけには…っ、わかってもらいたいの…/」 龍太郎じゃなきゃ、だめなの。 龍太郎じゃなきゃ、意味ないの。 「お願いします…っ!」 「りゅう…っ。お父さんお願い!」 龍太郎は土下座をしてお父さんに訴えた。 そんな姿を見て胸がきゅっとなった。 こんなに僕は、愛されてる……。 「龍太郎くん」 「はい…」 「本当に侑李を幸せに出来るか?」 そんな愛が、奇跡を生んだのかもしれない。
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