7.愛してるのサイン

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「…おめでとうございます。」 「雄也、」 あれから、部屋を後にして僕の部屋に居たら、雄也が入ってきた。 「今夜はお祝いです」 「わぁっ、ありがとう!」 雄也は隠していたのか、急に大きなガーベラの花束をくれた。 龍太郎も僕も、これにはビックリで。 「…いい匂い」 「ありがとう、高木」 「侑李様を傷付けたら今度こそは、容赦しませんよ」 そう言って雄也は部屋を出ていった。 「りゅーう、」 「やっと、邪魔が居なくなった。」 「…っ//」 ぎゅっと抱き着けば、僕を軽々しくお姫様だっこしてベッドに下ろした。 「ご無沙汰だからな、」 「恥ずかしいよ…//」 スーッと頬を撫でられ、身体に電気が走った。
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