44人が本棚に入れています
本棚に追加
バイトが始まり、平日だったこともあり、お店はとても暇だった。
コウキはドリンクを作ったり、週末は揚場をしたりと、主に裏方にいることが多かった。
しかしこの日は、ドリンクの注文があまり入らなかった為、コウキはフロアに出て来た。
“パチッ”
目が合った。
緊張や恐怖、そしてどうしていいかわからずに、私はパニクっていた。
《この状況やばくない?何か喋った方がいい?あ~ぁ、見んとけばよかった…》
そんなことを思っていた。
最初のコメントを投稿しよう!