第三章 王都

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「NESって言うのは僕達みたいな騎士を養成する学校みたいなものだよ?」 「私達は騎士の資格を取るために約三年間ここで色々教えてもらうのよ」 「ふぅん」 フリュネは軽く頷いた あまりNESには興味がないようだ 「まずは酒場で昼食ねっ!」 三人は喫茶店&barと書かれた看板の店に入っていった 「ご注文はもうお決まりですか?」 三人は席に着いてメニューを見る 「僕はミートドリア」 「私はナポリタンね」 「私、オムライス」 それぞれが注文し、ウエイトレスは奥に行った 「にしてもこのお店、改装したんだね」 「前より大きくなってるものね」 二人がそう話している中 フリュネはある物を興味津々で見ていた それは…… 「どうしてあなたの事だけを考えてしまうの?」 恋愛ドラマだった フリュネの様子に気づいたネフィアはフリュネに訊ねた 「フリュネってこういうドラマが好きなの?」 「ドラマ……。これの事ドラマって言うんだ」 物珍しそうにドラマに食い入るフリュネ 「フリュネが興味津々だなんて珍しいね」 デュオはフリュネを見て苦笑いした
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