prologue

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オード博物館。そこは世界中から宝石が集められていた。 その博物館に、人生の運命が決まる二人の少年が何も知らずにやって来た。 「皆さーん!こちらはオード博物館でございます!」 ガイドの人が大声で何か叫んでいる。 「なぁ、何言ってんだ?」 どうやら隣のやつも聞こえなかったらしく肩をすくめていた。 「今日は他の学校の方もいるのではぐれないようにしてくださいね」 「お、他の学校も来てるらしいぜ」 「なんでそこは聞こえてるんだよ」 「それじゃぁ入りまーす!」 ガイドの人はクルリと回って博物館の中へ入っていった。 皆はゾロゾロとついていく。 僕もいこう。 「えーこれはかくかくしかじか」 なんか話している・・・
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